@article{oai:otemae.repo.nii.ac.jp:00000086, author = {Oshima, Hirohide and 大島, 浩英}, journal = {大手前大学論集, Otemae Journal}, month = {Mar}, note = {2100000227, Jacob GrimmとWilhelm Grimmのグリム兄弟によって編纂されたKinder- und Hausmärchen(『子供と家庭の昔話』)の中のHänsel und Gretel(「ヘンゼルとグレーテル」KHM 15)を題材に取り上げ、このメルヒェンを初稿(1810)、初版(1812)、第7版(1857、決定稿)とでそれぞれ比較し、その違いを検討した。(初稿(1810)でのタイトルはDas Brüderchen vnd das Schwesterchen)まず初稿では物語の進行が簡潔な平叙文(叙述文)で表現されることが多いのに対し、初版、第7版ではこれを登場人物の会話形式で説明する箇所が増加、さらに登場人物の動きや場面の描写がより詳しく、具体的な表現へと変化しており、特に第7版では新たな挿話も付け加えられている。各版におけるこういった変化を具体例に即して考察した。}, pages = {53--67}, title = {『グリム童話集』初稿、初版、第7版における「ヘンゼルとグレーテル」の変化について}, volume = {10}, year = {2010}, yomi = {オオシマ, ヒロヒデ} }