@article{oai:otemae.repo.nii.ac.jp:00000533, author = {CHANG, Kigwon and 張, 起權}, journal = {大手前大学論集, Otemae Journal}, month = {Mar}, note = {2100000227, カーニバルの世界では、豊作や多産を祈願する象徴的な手法として、葛藤や争いが盛り込まれ、日常の秩序が転倒されるような芝居がみられる。まさにミハイル・パフチンの説く「君臨と退出の逆転構造」であるが、このような逆転や転倒は韓国の伝統喜劇「タルチュム」の中にも随所に盛り込まれており、全体の筋立ての中で非常に重要な役割を果たしている。また、夏と冬、生と死のような対立構造が譜誰的に描かれ、その象徴的な戦いが繰り広げられている。パフチンの説くカーニバル的世界の特徴を踏まえつつ、タルチュムの中に盛り込まれている「日常の秩序に対する転倒」や「新旧交代」の様相、またそのような逆転構造を際立たせている、譜誰的な「グロテスク・リアリズム」の世界に誘う。}, pages = {185--201}, title = {夏と冬、生と死の戦い 一伝統喜劇にみる新旧交代とグロテスク・リアリズムの世界一}, volume = {14}, year = {2014}, yomi = {チャン, キグォン} }