@article{oai:otemae.repo.nii.ac.jp:00000529, author = {SAKAMOTO, Masao and 坂本, 理郎}, journal = {大手前大学論集, Otemae Journal}, month = {Mar}, note = {2100000227, 本論は、共に働く周囲の人々との人間関係を、キャリア形成を促進する資源と考える「関係性アプローチ」の視点から、キャリア初期の若手社員の成長に影響を及ぼす「デベロップメンタル・ネットワーク(略してDN)」の研究を、これまでの経営学や人的資源管理論の中に位置づけを行うとともに、論者自身が共同研究者と実施した過去の研究成果をふまえたうえで、今後の研究上の課題を整理することを目的とした。その結果DN研究は、初期人間関係論以降は見逃されがちであった職場集団のインフォーマルな人間関係に、職務遂行上つながりのある職場外・組織外の関係性にまで視野を広げつつ、キャリア形成という視点から再び焦点を当て、職務特性というフォーマルな要因の修正・再構築をも含める、人的資源管理のフレームワークを構築する可能性があることを示唆した。さらに、キャリア初期の成長やDNの形成プロセスをどのように定義し、どのような方法で捉えるのかについては、本論において一定の見解を示せたが、職務特性や個人の自律度などといったその他のコンティンジェント要因(有効なDNを規定する状況要因)についても同様に追究していくことが今後さらに必要である。}, pages = {107--128}, title = {デベロップメンタル・ネットワーク研究の位置づけと今後の課題 ~キャリア初期に焦点を当てて~}, volume = {14}, year = {2014}, yomi = {サカモト, マサオ} }