@article{oai:otemae.repo.nii.ac.jp:00000524, author = {OSHIMA, Hirohide and 大島, 浩英}, journal = {大手前大学論集, Otemae Journal}, month = {Mar}, note = {2100000227, 本稿では、これまで行ってきたSebastian Brantによる15世紀末の風刺詩集Das Narrenschiff(『阿呆船』)の序詩に関する語学的考察を、その最終行まで進めていくことにする。対象となっているテキストは1494年発行のものであるため初期新高地ドイツ語で書かれている。したがってそれ以前の中世高地ドイツ語と、それ以後の現代語に近い新高地ドイツ語の両方の言語的特徴がこのテキスト内には混在している。長母音から二重母音への変化、舌の位置が下がることによる母音の変質、頻繁に起こる語末音の消失など音韻面での変化、書記法の揺れによる使い分け、また動詞、形容詞の変化語尾の不統一性、さらには枠構造、副文内での定動詞後置などに関する不完全な統語法といったこの時期特有の言語現象が本稿でも見られ、これらの特徴を、中世高地ドイツ語、新高地ドイツ語、そして現代ドイツ語との関係において考察した。}, pages = {17--30}, title = {ゼバステイアン・プラント 『阿呆船』序詩に関する語学的考察 (3)}, volume = {14}, year = {2014}, yomi = {オオシマ, ヒロヒデ} }