@article{oai:otemae.repo.nii.ac.jp:00000523, author = {ISHIGAMI, Hiromi and 石上, 浩美}, journal = {大手前大学論集, Otemae Journal}, month = {Mar}, note = {2100000227, 本研究の目的は、若手教員の職務体験による学びの特徴を明らかにし、その意義を検討することであった。具体的には、学校現場における実践において、若手教員は1)どのような葛藤・困難に遭遇しているのかを整理し、2)葛藤・困難事象にどのように対処し解決できたのか(できなかったのか)を示し、3)過去の葛藤・困難体験から何を学んだのか、の3点について明らかにすることを目指した。そこで本研究では、小学校に勤務する若手教諭18名(男性5名、女性13名)を対象に、半構造化面接法によるインタビュー調査を実施した。その結果、葛藤・困難対象の割合は、人的葛藤・困難(学級、管理職・同僚、特定の子ども、保護者)が91%を占めた。また、解決リソースの割合は、学校・職域内リソース(管理職・同僚、研修、保護者)が72%(うち管理職・同僚が50%)を占めた。さらに、若手教員の葛藤・困難解決リソースは、知識・技能を媒介とした同僚教員からの助言や支援であり、同僚教員らとのやりとりの重要性が示された。今後の課題は、地域・規模を拡張したサンプルによる数量調査と質的な調査分析手法を併用し、一般化可能な「若手教員の自己形成のための熟達支援モデル」を開発することである。}, pages = {1--16}, title = {若手教員が職務上の体験から学んだこと}, volume = {14}, year = {2014}, yomi = {イシガミ, ヒロミ} }