@article{oai:otemae.repo.nii.ac.jp:00000490, author = {TAKEHANA, Keiko}, journal = {大手前大学人文科学部論集, Otemae journal of humanities}, month = {Mar}, note = {2000000406, 大手前大学西宮キャンパスの安藤忠雄氏設計アートセンターの敷地内には、草庵様式の茶室「竹立庵」がある。明治から大正初期に大阪北浜で活躍した株仲買人岩本栄之助(1877-1916年)が当時100万円(現在の価値で約50億円とも80億円ともいわれる)を寄付して大阪中央公会堂が建設されたことは有名である。この敷地はかつて栄之助の別邸であったが、彼が営んだ茶室が福井有大手前学園理事長の意志があって、保存されて来たのだ。教養人でもあった栄之助を偲ばせる三畳台目の本格的中板の席である。本稿では茶道の持つ文化的意義に焦点を当て、竹立庵を巡る文化の諸相を明らかにしたい。まず茶の湯の文化的意義について、伝統日本文化の多分野継承システムとしての茶の湯とThe Boo of Teaに見られる岡倉天心の茶の心の2つの側面から検討する。そして、竹立庵を巡る時空を越えた文化の営みがについて、竹立庵を営んだ岩本栄之助、竹立庵の本歌あるいはオリジナルとされる京都久田家半林庵、そしてその半林庵を好んだ(デザインした)とされる江戸中期の千家長老久田宗全といった側面から検討する。「もう一つの『半林庵』」(竹鼻圭子2005)の英語版である。}, pages = {A101--A112}, title = {Another Hanshoan tea hut}, volume = {7}, year = {2006} }