@article{oai:otemae.repo.nii.ac.jp:00000486, author = {KISHITA, Rika and 木下, りか}, journal = {大手前大学人文科学部論集, Otemae journal of humanities}, month = {Mar}, note = {2000000406, 語基を同じくし意味的な対応を持つ名詞と形容詞は、その意味を大きく変えることなく互換可能である。形状を表す「丸のN」「丸いN」、「四角のN」「四角いN」もその例である。このような名詞と形容詞の使い分けを見ると、名詞「丸のN」「四角のN」は、「コンテクストに存在するほかの形状との対比の中で、Nの性質(形状)について述べる」場合に用いられると考えることができる。「コンテクストに存在する他の形状との対比の中で」ということは、「丸のN」や「四角のN」における「丸」や「四角」が、丸や四角のモノを指示する機能を持つことを示している。このように考えることで、「丸のN」や「四角のN」が制限的修飾として用いられるが非制限的修飾には馴染まないこと、また、非制限的修飾であっても一定の文脈が与えられれば、すなわち客観的定義機能を持つ場合であれば用いることができることなど、これらに特有のふるまいが説明可能となる。}, pages = {A49--A59}, title = {形状を表す名詞と形容詞の対立をめぐって}, volume = {7}, year = {2006}, yomi = {キシタ, リカ} }