@article{oai:otemae.repo.nii.ac.jp:00002326, author = {MORIMOTO, Nobue and SAKAKURA, Takao and 森元, 伸枝 and 坂倉, 孝雄}, journal = {大手前大学論集, Otemae Journal}, month = {Jul}, note = {都市型の産業集積を議論する上で、多様なプレイヤー、多様な産業の集積による複合集積構造のメカニズムの理解が重要になってきている。そしてそのメカニズムは、情報技術が発展しているこんにちの社会のもとでは、リアルなコミュニケーションによる「接触の利益」とインターネットなどのバーチャルな手法によるコミュニケーションからの「ネットワーク外部性」の関係性の視点からも考察される必要がある。本研究では、「接触の利益」と「ネットワーク外部性」の関係性を、異分野同士の接触により新たなものを生み出す産学連携の例をもとに考察した。産学連携への協力者である地域産業に関わるプレイヤーを対象にした今回の調査からは、従来言われていた産学連携の直接的なメリットに加えて「自分たちがすべきことは、地域の課題解決への貢献である」との意識が持たれていることが分かった。そしてそのために、リアルなコミュニケーションから信頼に足る関係性を作り出し、その関係性ないしはそこから生まれる情報(コンテンツ)をバーチャルなツールを用いて発信している様子が明らかになった。つまり、近視眼的な利益追求だけに還元しきれない、長期的な視点で地域と自社とを捉え、そのためにリアルとバーチャルな関係構築の方法を使い分けながら、地域に根差そうと取り組まれていることが明らかになった。}, pages = {95--111}, title = {産学連携と地域の産業に関する考察 ― 西宮の珈琲事業の事例―}, volume = {22}, year = {2022}, yomi = {モリモト, ノブエ and サカクラ, タカオ} }