@article{oai:otemae.repo.nii.ac.jp:00002180, author = {島崎, 千江子}, journal = {大手前短期大学研究集録, Otemae Junior College research Bulletin}, month = {Aug}, note = {女性の衣服の購入から廃棄に関わるアンケート調査を行い、衣生活の現状から見える課題を探った。その結果、今回のアンケート調査対象者の現状として、ショッピングやファッション、飲食や料理、美容・メイクなど生活を楽しむことに関心が高いが、流行に関してはそれほど関心がなく、衣服購入時には価格や似合い、着心地などの実用性を重視していた。また、衣服の購入先は半数以上が大型ファッション専門店やファッションビル、ショッピングセンターの店舗を利用し、衣服費は1か月1万円未満が7割から8割を占めることから、限られた家計の中で衣服費をまかなっている現状を裏付けている。衣服の処分は、半数以上が着用機会がなくなったり汚れたら燃えるごみで廃棄し、中古衣料には抵抗を感じていた。リサイクルへの意識は7割が関心があると答えたものの実践しているのは3割程度にとどまっている。また、リサイクルを知るつもりがなかったり、実践するつもりがないと26.8%が答えており、これから知りたいという前向きな意識の7.1%を上回っていることはリサイクルを推進する上での大きな課題となることが明らかとなった。クロス集計では、地域軸と関心事の関連において、四国や中部などで多く、近畿などは選択項目が少ない結果となった。また、職業軸との関連は「関心事」など多くの項目で有意差が認められ、特に公務員や会社員など組織で勤務する職種と、自営業や自由業などで「流行意識」や「支出額」で有意差があった。なお、リサイクルへの意識や実践については、既婚が未婚よりも意識や行動実態も高く、未婚の31.6%が「知る必要」も「実践する必要」も感じていない無関心かつ消極的であることが明らかとなった。}, pages = {01--30}, title = {女性の衣服の購入から廃棄に関わる現状と意識について― アンケート調査から見る一考察―}, volume = {38}, year = {2019} }