@article{oai:otemae.repo.nii.ac.jp:00002164, author = {宮崎, 弓佳里}, journal = {大手前大学論集, Otemae Journal}, month = {Aug}, note = {従来テキスタイルアートの分野であるキルトは、文学においては女性の忍耐、勤勉、および家事労働の観点から、主としてフェミニズム的な捉えられ方をされてきた。このアメリカ小説におけるキルトを別の側面から捉え直す試みのひとつとして、本論では西部開拓時代の日常生活を描いたLaura Ingalls Wilder のLittle House シリーズを取り上げる。本来キルトは、防寒と装飾を兼ね備えた万能な生活用品のひとつである。しかし、Wilder が描く西部開拓時代に使われたキルトの描写には色彩の要素が省かれている。キルトが重要な防寒用品であり、さらには家の扉にさえもせざるをえなかった開拓時代を描く際のキルトの役割、および表現を、キルトが持つ暖かさや心地よさといった感触表現に着目し、身体論の観点から考察したい。}, pages = {265--278}, title = {Laura Ingalls Wilder の Little House シリーズにおけるキルトの役割}, volume = {19}, year = {2019} }