@article{oai:otemae.repo.nii.ac.jp:00002154, author = {芝川, 治}, journal = {大手前大学論集, Otemae Journal}, month = {Aug}, note = {2100000227, 前稿に続いて今回取上げるのは南イタリアの僭主政である。僭主の簇出したシケリアとは異なり、南伊にては僭主政は少ない。今日知られるものとしてはキュメ、レギオン、シュバリス、クロトン、エレアの事例を算える程度である。これらに関する情報も僅少であるが、それらには影薄き者が多い。僭主出現の理由はポリスによって区々様々であり、そこに特定の歴史的事由を附するのは困難である。彼らの施策にしても社会変革に寄与したとはなす能わぬものがある。南伊の僭主は概ね寡頭政より発するのであるが、その没落後、体制は旧に復するのみ。ここにてもそれは野心家が一時的に権力を奪取したのみ。それは寡頭政の幕間劇に過ぎなかった。}, pages = {(001)--(017)}, title = {南イタリアの僭主政}, volume = {19}, year = {2019}, yomi = {シバカワ, オサム} }