@article{oai:otemae.repo.nii.ac.jp:02000023, author = {吉澤, みな子 and 露口, 梅実 and 内藤, 総司 and 東山, 智優 and 藤本, 優香}, journal = {大手前大学論集, Otemae Journal}, month = {Jul}, note = {アレルギー疾患対策基本法が施行され、アレルギー疾患対策の必要性は法的にサポートされているものの、食物アレルギーは乳幼児期に多く発症するため、除去食管理を行う保護者には様々な負担が存在することが報告されている。近年、食物アレルギー児の保護者への育児支援が重要な課題となっており、それを担うのは管理栄養士ではないかと考えられている。そこで本研究では、まずオンラインデータベースである「医中誌Web」を使用し、2000年~2021年に発表された原著論文を対象に「食物アレルギー」と「管理栄養士」の2つの検索語を組み合わせて検索した。その結果、「栄養指導」に関する論文が一番多く、すべて2015年12月以降に発表されたものであり、アレルギー疾患対策基本法に管理栄養士が医療従事者として明記されたことが影響したのではないかと示唆された。このように食物アレルギーに対する管理栄養士の関与が重要視されるようになっている現状が明らかな一方で、注意喚起が記載されている市販菓子中に微量に含まれるアレルギー物質の調査はない。そこで管理栄養士の支援として、食品製造過程で特定原材料の「卵」のコンタミネーションを排除できない菓子の含有分析をELISA法にて検査機関に依頼した。その結果、注意喚起が記載されているすべての菓子で「卵」抗原は検出されなかった。ただし、食品に含まれる食物アレルギーの原因物質について、管理栄養士が正確な情報を患者およびその家族に提供するためには検討を続けていく必要がある}, pages = {145--154}, title = {食物アレルギー児に対する管理栄養士の関わり方の現状および食物アレルギー表示の課題}, volume = {23}, year = {2023}, yomi = {ヨシザワ, ミナコ and ツユグチ, ウメミ and ナイトウ, ソウシ and ヒガシヤマ, チユウ and フジモト, ユウカ} }