@article{oai:otemae.repo.nii.ac.jp:00001523, author = {MORI, Michiko and 森, 道子}, journal = {大手前大学論集, Otemae Journal}, month = {Mar}, note = {2100000227, 17世紀の同時代アーティストであるイギリスの詩人ミルトンとオランダの画家レンブラントには時代を反映する同じ力が働いている。それは反宗教改革のキャンペーンであるバロック様式の強烈な影響を受けつつ、絢爛豪華で劇的な外面美を内面美に向けたことである。二人の間には直接の交流はなかったものの、カルヴァンの教義 “Sola scriptura” に忠実に、「目に見えない神聖なものの視覚化」を避けて表現し、創作するという共通要素がある。さらに、二人が同時代の他の芸術家から異なる顕著な共通点は二人が内面の目を重要視し、創作にもその姿勢を貫いていることである。本論では、その創作態度を二人が特に関心を寄せた天使に焦点を当てて解明する。ミルトンの詩においてもレンブラントの絵画においても、光と闇、白と黒の世界が主調となり、キアロスクーロが駆使され、独創的な天使像が描き出される。}, pages = {233--246}, title = {Angels in Milton and Rembrandt}, volume = {17}, year = {2017}, yomi = {モリ, ミチコ} }