@article{oai:otemae.repo.nii.ac.jp:00001517, author = {SUZUKI, Motonobu and 鈴木, 基伸}, journal = {大手前大学論集, Otemae Journal}, month = {Mar}, note = {2100000227, 本稿では、「すぎる」が動詞に接続した「Vスギル」構文についてとりあげ、その意味決定プロセスの解明を試みるものである。「Vスギル」構文では、「早く帰りすぎた」「大きな仕事を狙いすぎる」のように、前項動詞を超えた前の要素に超過性の解釈を付与することがある。そこで本稿では、「すぎる」はモダリティ要素を抜いた命題内容全体に超過性の解釈を与えていると考え、《[命題内容]スギル》という文機能モデルを提案する。そしてそこから命題内容中の程度性要素の数だけ解釈の可能性(可能解釈)が導き出され、語用論的な解釈のコストに基づいて、可能解釈の中から最終的な意味が選択されると考える。《[命題内容]スギル》という文機能モデルと解釈のコストという語用論的な枠組みを用いて、「Vスギル」構文の意味が決定されるまでのプロセスを提案することが本稿の目的である。}, pages = {129--147}, title = {解釈のコストに基づく「Vスギル」構文の意味決定プロセスについて}, volume = {17}, year = {2017}, yomi = {スズキ, モトノブ} }