@article{oai:otemae.repo.nii.ac.jp:00000121, author = {OSHIMA, Hirohide and 大島, 浩英}, journal = {大手前大学論集, Otemae Journal}, month = {Mar}, note = {2100000227, 本稿では、初期新高ドイツ語時代の人文主義者Sebastian Brantの風刺詩集Das Narrenschiff(1494)の中から、第27章 „von vnnutzem studieren"を例に、初期新高ドイツ語(上部ドイツ語アレマン方言地域)で書かれたこの詩を中高ドイツ語、新高ドイツ語と比較しながら、個々の語法的特徴について考察を行った。この時代の書記法には不統一な部分が多いが、摩擦音h、chの表記上の揺れ、またこの時代の大きな特徴である必ずしも音声上の根拠をもたない子音の重ね書き、あるいはU/Vや、i、j/yといった表記上の交替などが緩やかな規則性をもって使用されている状態がこのテクストにおいて見られた。また音韻面、統語面では、二重母音化、Senkungが起こる以前の状態、gan/gonの並存、中高ドイツ語の人称変化形の名残りなどが見られ、また、文法表示機能に影響する語末音消失(人称、格変化語尾eの脱落)や、あるいは韻文であることも影響するが不完全な枠構造などもあって副文と主文との区別が不明瞭になるなど、言語的にまだ整備段階にあることが分かる。}, pages = {9--22}, title = {S. ブラント Das Narrenschiff (1494) の語法について ~[27] von vnnutzem studierenを手掛かりに~}, volume = {8}, year = {2008}, yomi = {オオシマ, ヒロヒデ} }