@article{oai:otemae.repo.nii.ac.jp:00001096, author = {OTAKA, Yorio and 大高, 順雄}, journal = {大手前大学論集, Otemae Journal}, month = {Mar}, note = {2100000227, 里見弴作『雪の夜話』1の郭沫若訳『雪的夜話』2と芥川龍之介作『羅生門』3の魯迅訳『罗生门』4との特徴を明らかにするため、着5、著、了、啦、把、将、咯の用法を検討する。両作品は分量において相違を示すが、日本語原文の豊富で多彩な表現と中国語訳文の簡素な表現の対比は興味を惹く。特に、俚言が頻出する里見弴の文は郭沫若に苦慮を強いたと思われる。惜しむらくは、末尾が蛇足と判断されて訳出されていない6。一方、論理的な簡潔な芥川龍之介の文は、魯迅を躓かせなかったであろう。二文人の丹精した中国語白話は範例とするに相応しいと考え、文例を網羅して検討に附する。本文关注的焦点,是通过探讨着、著、了、啦、把、将、咯的用法,揭示郭沫若译的里見弴作《雪夜的话》和鲁迅译的芥川龍之介作《罗生门》的中文特征。虽然这两篇作品在篇幅上现出不同,但是日文原文的丰富多彩的表现形式与汉译的简单素朴的表现方式的比较则颇为引人注目。特别是里見弴的原文频出的俚言用法,从中我们不难看出给郭沫若带来的难度。他把结尾看作是多余的部分,没有予以翻译,这也是非常遗憾的。然而,芥川龍之介的原文簡洁明了且有论理性,减少了鲁迅在文字上的一些徘徊与困惑。这两位文人精心拟制的白话译文,与范例相称,在此列举所有的例文并予以分析研讨。引用に当たっては、里見弴作『雪の夜話』(旧仮名)における同字記号は旧仮名に変え、数字は頁数を、上は上段、中は中段、下は下段、郭沫若訳『雪的夜話』(繁体字)における数字は頁数と行数を示す。同じく、芥川龍之介作『羅生門』と魯迅訳『罗生门』における数字は頁数と行数を示す。なお、文中で使用した符号は下記のようである。A完了・過去時制B現在時制C未来時制}, pages = {153--195}, title = {郭沫若による『里見弴作 雪の夜話』および魯迅による『芥川龍之介作 羅生門』の中国語訳の語法}, volume = {16}, year = {2016}, yomi = {オオタカ, ヨリオ} }