@article{oai:otemae.repo.nii.ac.jp:00001086, author = {ITO, Hiroshi and 伊藤, 博}, journal = {大手前大学論集, Otemae Journal}, month = {Mar}, note = {2100000227, 本稿では、教育学における教育に関する目的・理想や理念の概説からはじめ、西欧と日本の教育史および教育思想や発達段階・発達課題について概観した。教育の目的については、過去の人物の代表例としてコメニウスをはじめとする教育にかかわる実践者や理論提唱者などの考え方や理論などの概要を紹介した。また教育観については年代とともに変遷を遂げているが、アリエスの研究を軸とした近世のヨーロッパでの考え方の変遷を紹介した。さらに、近代のヨーロッパでの社会の子どもの人権に関する問題についてはエレン・ケイやデューイやモンテッソーリやワロンを中心とした考え方を概説した。近代日本の教育については江戸時代から明治時代の教育についての概要を解説し、中江藤樹などの実践から福沢諭吉の『學問ノスゝメ』まで複数の人物の概略を紹介している。また大正期から昭和期にかけての幼児教育については、倉橋惣三や城戸幡太郎の幼児教育理論などの教育実践を概説した。さいごに、教育における成長・成熟と発達に関することばの由来を説明するとともに、遺伝的要因と環境的要因が相互に絡み合って教育に関係するということを紹介した。また、発達段階の研究からは子どもの認知機能の発達を4段階に分けたピアジエの研究を始め、ハヴィガーストの発達課題の研究やエリクソンの人間のライフサイクルの考え方、さらにはヴィゴツキーなど幼児教育に関わる「発達の最近接領域」の研究などを概説した。}, pages = {1--19}, title = {教育の理念 ー教育の歴史及び思想の概観ー}, volume = {16}, year = {2016}, yomi = {イトウ, ヒロシ} }